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世界中が固唾をのんで見守った、あの洞窟遭難事故から2年…。
タイ北部の洞窟に立ち寄った地元サッカーチームの少年たちとコーチは、豪雨による急な増水で洞窟の奥深くに閉じ込められてしまう。そのニュースは瞬く間に全世界を駆け巡り、各国から精鋭ダイバーと遭難救助の専門家たちが集結!

「救助は100%不可能」と言われながら、少年たちはいかにして生き延び、事故発生から18日目に奇跡的に全員脱出できたのか? 報道では決して目にすることが出来なかったケイブ・ダイバー(洞窟潜水士)とレスキューチームによる命がけの救助の一部始終を、タイ・バンコク出身のトム・ウォーラー監督が、実際に救助にあたった世界屈指のダイバーたちに出演依頼し、緊迫と感動のドラマに仕上げている。
少年たちの尊い命をつなぐため、誰ひとり救出を諦めなかった---
脱出不能となった少年たちの救出には洞窟の専門家が協力のもと、タイ警察、タイ海軍殊部隊(ネイビーシールズ)や米英豪などの軍隊、そして世界中から経験豊富なケイブ・ダイバーが駆けつけた。

救出チームのサポートや炊き出しなど、地元住民やボランティアも一丸となった。本作は、少年たちの尊い命をつなぐため、現場で尽力した様々な立場の人々の群像劇でもある。

6月23日に閉じ込められ、7月2日にようやく13名の生存を確認。しかし彼らの救出まではさらに時間を要し、高度な技術を有するダイバーですら命を失いかねない洞窟ダイビングが強いられるなか、いかにしてダイビングの経験すらない少年たちを救出するのか…?

洞窟内の複数箇所は完全に水没し、穴の高さが1メートルにも満たない場所すらあり、前代未聞の救出作戦は困難を極めた。事故発生から18日目の7月10日にようやく、全員無事に救助されたが、タイ人ダイバーが酸素不足で亡くなるなど、壮絶な救出劇となった。
迫りくるタイムリミット、最も過酷で無謀な脱出作戦が決行された―――!
2018年6月23日、練習を終えたサッカーチームの少年たちはチームメイトの誕生日を祝うため、チェンライのタムルアン洞窟に入るが、豪雨で洞窟内の水位が急激に上昇し、身動きがとれなくなってしまう。タイ国内外から集まった軍や経験豊富なダイバーたちが捜索にあたるが、洞窟入口から4キロも離れた地点で少年たちを発見したのは、遭難から9日も経ってのことだった。彼らは洞窟の天井から滴る水を飲んで空腹をしのいでいたのだ。

一刻を争う救助が求められたが、洞窟内の経路は複雑かつ、数か所は水没したままで、それは困難を極めていた。次に雨が降るまえに救出しなければ、少年の命は助からない瀬戸際で、ダイバーたちによる決死の救出劇がはじまった。
ケイブ・ダイブ(洞窟潜水)の専門家で、20年以上のキャリアを持つ。ベルギーで生まれ、現在はアイルランドのクレア州を拠点に、ルフトハンザ・テクニークに勤務。彼はケイブ・ダイバーの第一人者として、英国洞窟救助会議(British Cave Rescue Council)から少年とコーチの救助を要請された。
1995年5月14日タイ・バンコク出身の若手俳優。2013年にタイで大ヒットし、第27回東京国際映画祭で上映されたたオムニバス・ホラー映画『ラスト・サマー』や、謎の過去を持つネットアイドルの恐怖を描いたスリラー映画「Awasarn Lok Suay」(16)に出演。Netflix のTVシリーズ「転校生ナノ」(18)にも出演している。
ニヨムカ・マリンエンジニアリング社の創業者。自社で製造したPVCターボジェットポンプをトラックに積み、遠方から救助に駆けつけるが、洞窟に入る許可がおりず諦めかけたとき、知人を介し、チャイパッタナー財団に支援を要請、ようやく彼のポンプを洞窟内に設置し、劇的に雨水を排出することができた。この功績により王室から勲章が授与された。
タイのラーンナー王朝時代に育まれた伝統文化を継承するベテラン歌手。洞窟内の水が排水されたことにより所有する田んぼが冠水した、地元の稲作農家のブア母さんを演じ、本作が長編映画デビューとなった。少年たちとコーチの無事を信じ、自己犠牲をいとわず、救助チームへの炊き出しなにも参加した心優しいタイ女性を好演。
北京の洞窟ダイビングのインストラクターで、レスキューボランティアとしても経験豊富。ピースランド財団のダイビングの学生が彼に電話をかけ、彼は救助に加わる。現場では体の脇にタンクを付けて潜るサイドマウントの指導にもあたった。
バンクーバー出身のテクニカルダイビングのインストラクターでタイ在住。救出活動に参加した唯一の北米出身のダイバー。エジプトで、チーム・ブルー・イマージョンというテクニカルダイビングスクールを共同で設立した経歴を持ち、現在はタイ南部のタオ島でのダイビングを教えている。
1993年1月23日タイ・バンコク出身。2015年のホラー映画「Phi ha Ayothaya(The Black Death)」を経て、2016年に主演した『ガス・ステーション』で、タイのアカデミー賞と言われるスパンナホン賞の主演女優賞にノミネートされ注目を集める。この作品はアジアフォーカス・福岡国際映画祭2017でも上映された。
タイ・バンコク出身。父はカトリック教徒のアイルランド人で母は仏教徒のタイ人。 2012年に、殺人ミステリー「Mindfulness and Murder」(11)で、タイ・アカデミー賞の2部門(監督賞・脚本賞)にノミネートされる。続く、伝記映画「The Last Executioner(Petchakat)」(14)がダッカ国際映画祭の最優秀監督賞を獲得。この作品は2015年のゴールデン・ドール“トゥカタ・トン”賞(タイのゴールデン・グローブ賞)で最優秀作品賞を獲得したほか、上海国際映画祭でもコンペティション部門で金爵賞最優秀男優賞(ヴィタヤ・パンスリンガム)を獲得し、高い評価を得ている。
STAFF
監督:
トム・ウォーラー
脚本:
ドン・リンダー
トム・ウォーラー
カトリーナ・グルース
製作:
トム・ウォーラー
アレン・リウ
製作総指揮:
ジョナ・グリーンバーグ
デズモンド・オニール
撮影:
ウェイド・ミューラーH.K.S.C.
編集:
リー・チャータメーティクン
アサマポン・サマックパン
プロダクション・デザイン:
ポンナリン・ジョンホークラン
音楽:
オリヴィエ・リブートリ
衣装:
プリーヤナン・スワンナタダー
cast
ジム(本人):
ジム・ウォーニー
コーチ:
エクワット・ニラトウォラパンヤー
ボア:
ジュンパー・センプロム
プーヤイ:
ノパドン・ニヨムカ
エリック(本人):
エリック・ブラウン
タン(本人):
タン・シャオロン
救急看護師:
マギー=アーパー・パーウィライ