全国高校サッカー選手権は１０１回目の大会となりました。
今大会は、次の１００回へ向けてた最初の大会ということもあり、
テーマに「１∞（ネクスト１００）」を掲げた未来へ向かった重要な大会となっています。
ここでは、様々な切り口で捉えて記念すべき今大会について書いていきたいと思います。
第８１回（２００２年度）から、高校サッカー経験者が務める応援リーダーが選ばれています。初代応援リーダーは、今なお現役で日本が世界に誇る天才プレイヤー小野伸二選手でした。それから、キングカズこと三浦知良選手や、日本のキャプテン長谷部誠選手、そして今年度は惜しまれながら引退した中村俊輔選手といった、高校生にとって憧れの人がずらりと選ばれています。
こういったトッププレイヤーが大会を盛り上げてくれると、選手のやる気や世間の注目も一層高まりますよね。
今回は、そんな高校サッカー応援リーダーに注目していきます。
Contents
高校サッカー応援リーダー 一覧
| 大会 | 年度 | 応援リーダー | 出身校 | 優勝校 |
| 101 | 2022 | 中村俊輔 | 桐光学園 | |
| 100 | 2021 | 林大地 | 履正社 | 青森山田 |
| 前田大然 | 山梨学院 | |||
| 旗手怜央 | 静岡学園 | |||
| 上田綺世 | 鹿島学園 | |||
| 99 | 2020 | 内田篤人 | 清水東 | 山梨学院 |
| 98 | 2019 | 長友佑都 | 東福岡 | 静岡学園 |
| 97 | 2018 | 乾貴士 | 野州 | 青森山田 |
| 96 | 2017 | 大迫勇也 | 鹿児島城西 | 前橋育英 |
| 95 | 2016 | 岡崎慎司 | 滝川第二 | 青森山田 |
| 94 | 2015 | 柴崎岳 | 青森山田 | 東福岡 |
| 93 | 2014 | 川島永嗣 | 浦和東 | 星稜 |
| 92 | 2013 | 三浦知良 | 静岡学園 | 富山第一 |
| 91 | 2012 | 遠藤保仁 | 鹿児島実 | 鵬翔 |
| 90 | 2011 | 内田篤人 | 清水東 | 市立船橋 |
| 89 | 2010 | 田中マルクス闘莉王 | 渋谷幕張 | 滝川二 |
| 88 | 2009 | 長谷部誠 | 藤枝東 | 山梨学院 |
| 87 | 2008 | 小笠原満男 | 大船渡 | 広島皆実 |
| 86 | 2007 | 中澤佑二 | 三郷工技 | 流通経大柏 |
| 85 | 2006 | 中山雅史 | 藤枝東 | 盛岡商 |
| 84 | 2005 | 大久保嘉人 | 国見 | 野洲 |
| 83 | 2004 | 平山 相太 | 国見 | 鹿児島実 |
| 82 | 2003 | 小野 伸二 | 清水商業 | 国見 |
| 81 | 2002 | 小野 伸二 | 清水商業 | 市立船橋 |
第101回 中村俊輔（桐光学園）
2022年シーズンをもって引退を発表。日本のレジェンドの11月に行われた引退会見は実に清々しいものだった。
これからは、現役時代から指導者に強い興味を持っており、今後は日本のサッカーに指導者中村俊輔として貢献してくれるでしょう。
写真引用元：希代のレフティー中村俊輔 ４４歳の引退 反骨心が原動力 | カナロコ by 神奈川新聞
中村俊輔氏 トップチームコーチ就任のお知らせ | 横浜FCオフィシャルウェブサイト https://www.yokohamafc.com/2022/11/25/shunsuke_nakamura-3/
高校時代のプレー集
第100回 林大地(履正社)、前田大然(山梨学院)、旗手怜央(静岡学園)、上田綺世(鹿島学園)
なんと４人中３人が、つい先日までカタールワールドカップに日本代表として戦ってきた選手ですね。
惜しくも落選した旗手選手も、ギリギリまでメンバー入りするのでは？
また、旗手は必要だったと、日本中から期待をされている選手でした。
林選手と旗手選手は早速リーグで結果を残しましたね！４年後が楽しみな４人です。
林大地選手
写真引用元：ガンバではユース昇格ならず…“ビースト”林大地の闘争心に火をつけた履正社の仲間たち【五輪代表エピソード】 | サッカーダイジェストWeb
前田大然選手
旗手玲央選手
写真引用元：旗手怜央の出身高校、大学は？父親は高校野球で超有名な選手だった！ | 週末世界のFootbool
上田綺世選手
写真引用元：上田綺世は「キャプテン翼」みたいな点取り屋だった…恩師らが語る挑戦と挫折の成長物語 : 読売新聞オンライン
第90・99回 内田篤人（清水東）
引退してからは、メディアに引っ張りだこ。イケメンで人当たりが良く、自分をしっかり持っている。
歯に衣着せぬ発言は、コメンテーターとして聞いてて気持ちが良い。DAZＮや報道ステーションでは、すっかりお馴染みですね。
意外にも全国高校サッカー選手権の出場は無いということですが、それでもワールドカップへ複数回出場し、
ブンデスリーガのトップクラブで長くレギュラーとして活躍することが出来るのは、多くの高校生に勇気を与えることですね！
写真引用元：誰より早く右サイド駆け上がった内田篤人／引退特集 – サッカーライブ速報写真ニュース : 日刊スポーツ
第98回 長友佑都（東福岡）
３６歳でいまなお現役最前線で大活躍する不屈の男。
高校時代は無名で、大学では当初ケガに悩まされスタンドで太鼓を持って応援していた時期もあった。
しかし、大学２年時にケガから復帰し（この時の体幹筋を鍛えたことが功を奏した）、
１７０cmという小柄ながら、名門インテルをはじめイタリア、トルコ、フランスで活躍してきた。
日本代表でのキャップ数は１４２試合と歴代２位。
ちなみに１位は、遠藤保仁選手の１５２試合。先日（2022.11.22）東京都知事を表敬訪問した際に、このようなことを言っています。
「まだ体がバリバリ動くので。僕のイメージ通り動いてくれるので、現役はやりたいと思ってます」
「サッカー選手である以上、現役でやっている以上、日本代表は目指すべき場所。それが僕の大きなモチベーションでもあるので、その場所を目指したいなと思ってます」
数年後には歴代キャップ数１位になることも現実的にあり得ますね。
そして、４年後も世界の舞台で左サイドを制圧してほしいですね！！
写真引用元：知られざる長友佑都の東福岡高時代。同級生が語るその凄さと転機になった国見高戦の活躍 | サッカーダイジェストWeb
第97回 乾貴士（野洲）
第８４回大会では、当時はキック＆ラッシュのサッカーが主流の中、高い技術でボールポゼッションをする
「セクシーフットボール」で高校サッカーに旋風を巻き起こし見事優勝を果たした。
入団した横浜Fマリノスでは出場機会に恵まれなかったが、J2セレッソ大阪への期限付き移籍を機に一気にブレークした。
その時の、「乾、清武、香川」の３人の息の合ったプレーは圧巻であった。
その後、ドイツやスペインで長年活躍して、今シーズンはJ1降格した清水エスパルスに在籍している。
ワールドカップでは、２０１６年ロシア大会決勝トーナメント１回戦vsベルギー戦での、名手クルトワから奪ったブレ球シュートは日本を痺れさせました。
先日には清水エスパルスと契約を更新し、J1に昇格させるために自分の全てを捧げる覚悟で挑むと強い決意をコメントしています。
まとめ
全国サッカー選手権大会は、日本中の高校生だけでなくサッカーをしているみんなの憧れや楽しみな大会の1つです。
そんな大会の公式応援リーダーを紹介してきました。
もちろん、今の活躍は誰もが知っていますが、その誰もが高校時代の経験が大きかったと話しています。
第１０１回大会にも未来のスターがいるはずですので、そんなスターの原石を探しながら見るのも楽しいし、この中から将来は公式応援リーダーが出てくるかもしれませんね！
